タウ(韓国修道院)
タウ(ペンダント)
韓国修道院の壁面に
掲げられている会のしるし
シスターたちが付けている会のしるし
このしるしの中心のシンボルは、ヘブライ語(あるいはギリシア語)のΤ(タウ)です。ヘブライ語では、タウは最終文字で、生命のしるしとして用いられています。

フランシスコは、このしるしを大変好んでいました。彼は、これで人々を祝福し、手紙にサインをするとき、これを使っていました。このしるしは、平和と自由のメッセージを携えて全世界へと赴くフランシスカンの特徴となっています。

わたしたち修道家族の絆のしるしは、Τ(タウ)をぐるりと囲む結び目のある紐です。この結び目は、わたしたち姉妹が、本会に自発的に身を委ね、清貧、従順、独身の貞潔の生活によってイエス・キリストに従おうという望みを意味するものです。

紐が円形になっているのは、地球を象徴し、それによって国際的共同体を意味しています。と同時に、わたしたちが、癒しの奉仕をしておられるキリストの回りに集まっていることを表しています。

この中心から、信仰における奉仕の力が、また、フランシシカン共同体として、修道家族の一致の結びつきが育って行くのです。