創立後160年を経た私たちの会は、国際修道会として広がっています。
1973年には、ドイツ人のシスターがインドに派遣されました。
中国での宣教を経て、1948年には日本の姫路と長崎で宣教が開始されました。
1878年には、オランダで3人のシスターが訪問看護を始めました。
1875年、21人のシスターが海を渡ってアメリカに移住しました。イリノイ州スプリングフィールドに支部が置かれました。
1858年6月2日、ベレンスマイヤー神父は81歳で帰天しました。彼の謙遜で質素な生活は、神と人々への愛に根ざしていました。
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日本でも、時代の必要に応えて、病院・高齢者施設などの医療保健の分野でキリストの癒しの業に参与しています。
現在、シスターたちはドイツ、ポーランド、アメリカ、日本、インド、オランダ、チェコ、ハイチ、タンザニア、韓国で、キリストの癒しの存在をもたらしたいと願って奉仕しています。
こうして彼は、謙虚に祈り人々に奉仕しながら、40歳、50歳、60歳と年齢を重ねて行きました。
1811年秋には、彼の軍隊は、ドイツ・ミュンスターを占領し、とりわけ当地の聖フランシスコ修道院を破壊しました。神父たちは、修道院を去らねばなりませんでした。
フランシスコ会士であるクリストフ・ベレンスマイヤー神父は、故郷も仲間も共同体もなくしました。
彼が34歳の時でした。
彼は、病人を見舞う際に、その孤独を救い看護の不足を補ってもらおうと、数人の若い女性に助けを願いました。彼は、この若い女性たちが、生涯を全くこの奉仕に捧げたいと思っていることを知りました。
1853年には、本部修道院をテルヒテからミュンスターの聖マウリッツに移しました。現在も私たちの会の総本部はこのミュンスターにあります。
1848年には、チフスの流行しているシレジア地方(現在のポーランド南西部のオーデル川上流地方)に数人のシスターが看護のために赴きました。
そして、1844年7月2日、彼は、この最初の4人の女性たちを修練者として受け入れ、私たちの会を創立しました。彼は67歳になっていました。
彼は、最も好きな司牧の地テルヒテに向かいました。そこで小さな家を見つけ、巡礼者の司牧にあたりました。また彼は、周囲の村々や農家の間を歩いて老人や病人を訪れました。彼は、人に知られずに困っている人々を見つけ出し、自分が施されたわずかな物を彼らと分かち合い、共に祈り、彼らを祝福しました。
1800年代初めのヨーロッパは、ナポレオンによって各地が侵攻を受けていました。